会長コラムCOLUMN

第44回 「苦しくとも…」 2018.08.14

さぞ苦しいでしょう。さぞお困りでしょう。
死んだ方がましだと考える、その心持もよくわかります。
でも、あなたよりももっと苦労しながら立ち上がった人も存じ上げています。
もっと困っていながら切り抜けた人も知っています。
後から考えると絶望することはなかったと思える活路は必ずあります。
人を呪い、恨むよりは、自らのあり方を内省した方がいい。
必ず今の原因を招いた原因が自分に見つかるはず。
人の幸福をうらやむよりも、自らの環境を整え、自らを築くことに励むべきです。
新たに幸福の種をまく努力に励むことが、幸せな結果に結びつくことに気付くことでしょう。


本来、正義は人から尊ばれ、善人は人から重んじられるはず。
しかし、善人なれば悪人には嫌われ、正義は不正の輩に退けられる。
善人、必ずしも重んじられず、正義必ずしも尊ばれない。
だが、悪人にして栄えたためしはなく、不正にして誉を得た者はいない。
重んぜられずとも善人であり、尊ばれなくとも正義であることを欲しましょう。
進んで自らに良き種をまき続けましょう。
誠実に約束を果たし、謙虚であること。そして、損得から離れ、自らに善の種をまくのです。
それが、今の苦境を乗り越える唯一の方法です。そんな小さな信念を抱いて一歩でも前に進みましょう。

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