セミナー案内

2018年4月実施セミナー

2018年4月11日(水)、すみだ産業会館 9F 会議室1において
「中小企業の事業再生の勘所 〜プロから見た改善の視点〜」と題してセミナーを開催致しました。

テーマは、
◆ 再生の事例から改善のヒントをつかむ
◆ 会社の有形・無形の資産の棚卸をしよう
◆ 債権者(銀行)に対する交渉のあり方
◆ 会社の資金繰り改善のポイント
でした。

 今回のセミナーに参加した社員から、セミナー内容の報告と感想です。
                    
             
講師 川野 雅之 氏
                 有限会社 川野コンサルティング 代表取締役

1.「事業再生」とは売上を伸ばすこと

 不採算部門を切り捨て、あるいは固定費を削減する。これはよくやられている手法です。しかし、例えば人件費を削減して一時的に業績が改善したとしても、その削減をいつまでも継続していけるでしょうか。従業員のモチベーションは下がり、ひいてはそれが売上の減少につながります。それではどうすればいいのでしょうか。その答えはシンプルです。売上を伸ばせばいいのです。

(1)“同じ”商品・サービスを、
(2)“同じ”客に、
(3)“同じ”ように売り続けている これでは売上を伸ばすことはできないでしょう。

 発想を転換し、
 @ “違う”商品・サービスを、
 A “違う”客に、
 B “違う”ように売る   これが売上を伸ばすポイントです。

 ものすごいスピードで変化している世の中で、これらのポイントを実行していくためには、その方法について「考える」ことが必要です。しかしながら中小企業にはなかなかその時間がありません。では時間を作るためにはどうしたらいいでしょうか。売上が伸びないところはあきらめ、そこに費やしてきた時間を考える時間にあてればよいのです。
 また、日常生活の中でも考えることはできます。普段から本業に縛られず、周囲にアンテナを張って、変化に敏感になり疑問を持つことが、変化に対応できる新しいアイデアの創造につながります。実直に同じ商品を同じ人に同じやり方で販売していても、売上は伸びません。時代の変化に合った新しいアイデアや仕組みを作った人が儲かります。


2.「商品」ではなく「売り方」

 同じ商品でも、売り方を少し変えるだけで売上が変わることがあります。コンセプトを絞り、商品名や店名、パッケージ、広告の出し方など、ちょっとしたところを変えるだけで、消費者が勝手に良いイメージを持ち売れるのです。例えばアイスクリーム1つにしても、○○牧場とつけるだけで、実際は牧場を持ってなくても、消費者は牧場をイメージし、牛がいて新鮮なミルクから作られているから濃厚で美味しいと思い込むのです。テレビ通販で有名な会社も、あのトークの仕方、売り方だから売れるのです。
 これらの例からもわかるように、お金をかけずとも少しどこかを変えるだけで劇的に売れる商品へと変えることができます。どこをどう変えるのか。それは常に時代の流れを読み、ターゲットとなる消費者は誰で、何を求めているのか考え続けることで見えてきます。


(感 想)
 商品ではなく「どう売っていくかが大切」というのはとても腑に落ちました。大手の某飲食チェーン店が良い例だと思いました。労働環境などの問題で一時期悪いイメージがありましたが、店名を変えただけでそのイメージがなくなったように、ほんとにちょっとしたことで変わるのだなと思いました。そしてそのヒントは私たちの周りにたくさんあり、それに気づけるかどうかが大切だということも改めて感じました。私も普段からアンテナを張り、今ある日常を当たり前だとは思わず、「なぜ?」という気持ちを大切にしながら、日々考え続け、目まぐるしい変化の時代に取り残されないようにしていきたいと思います。
 内容はもちろんですが、川野先生のお人柄や話し方含め、最後まで退屈することなく、有意義な時間を過ごすことができました。

                                      (担当:飯塚 健太)

                   
                                                    

 セミナー後の懇親会では講師を囲んで受講者同士の懇親が深まり、大変有意義なひと時となりました。

今後も多種多様なセミナーを開催していく予定です。ぜひ、御参加下さい。

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